WALL カワグチコーポレーションが使用する素材について[壁材]

当社でリノベーションの際に利用する壁材についてご説明いたします。各部屋の特徴に合わせて、適切な壁材をご提案いたします。

クロス

クロスにはビニールクロス、紙クロス、織物クロスといった種類がありますが、一般的にはクロスといえばビニールクロスを指します。
それぞれのクロスの特徴やビニールクロスの各機能についてご説明します。

ビニールクロス

ビニールクロスとはビニールシートに紙などを裏打ちしたもので、新築やリフォームで最も多く用いられます。

表面にデコボコのエンボス加工や発泡加工をしたものなど、様々な種類があります。

ビニールクロスの機能

ビニールクロスには様々な機能が付いたものがあります。各部屋に応じた機能のビニールクロスを選ぶとよいでしょう。

  • 傷の防止

    表面強化加工により強くて丈夫になり、引っかき傷や摩擦による傷が付きにくくなります。

    おすすめの部屋

    ペット・子供部屋

  • 汚れの防止

    表面にフィルム加工やウレタンコートすることで、汚れが付きにくくふき取りやすくなります。

    おすすめの部屋

    水まわり・玄関・廊下

  • 抗菌

    表面に安全性が高い抗菌剤を使用することで、花粉やダニなどのアレルゲンの働きを抑制します。

    おすすめの部屋

    子供部屋・リビング

  • 湿気調整

    表面に吸湿・放湿機能のある素材を配合することで、部屋の湿度を調整し、結露やカビの発生を抑えることができます。

    おすすめの部屋

    水まわり・子供部屋・リビング

  • マイナスイオン

    マイナスイオンを発生させる天然鉱石などを表面に配合し、マイナスイオンを発生させることができます。

    おすすめの部屋

    子供部屋・リビング・寝室

  • 消臭

    ニオイを分解したり吸着する働きのある消臭剤などを配合することで、日常生活で気になるタバコやトイレ、ペット臭を消臭してくれます。光触媒で消臭するクロスもあり、太陽光や蛍光灯の光で繰り返しサイクル消臭するものもあります。

    おすすめの部屋

    ペット・リビング・水まわり

  • 蓄光

    昼間に光を溜め込んで、夜になるとクロスの星座などが光るようになっています。ブラックライトを当てて楽しむこともできます。

    おすすめの部屋

    子供部屋

紙クロス

こうぞ・みつまた・和紙などを原料にしたクロスです。

紙クロスのメリット

  • ビニールクロスに比べ、やわらかい雰囲気になる
  • 色柄が豊富

紙クロスのデメリット

  • 素材が紙なので、水や汚れが染み込むとシミになってしまう
  • 貼ったときの目地(クロスの境目)が目立ちやすい

織物クロス

麻やレーヨンなどの織物に裏打ち紙を貼ったクロスです。

織物クロスのメリット

  • 高級感がある
  • 繊維を織っているので丈夫

織物クロスのデメリット

  • 織物なので、施工が難しい
  • 価格が高い

クロスを長持ちさせるためのポイント

直射日光に注意する

紫外線による壁紙の劣化を防ぐため、カーテンやブラインドで直射日光をできるだけ遮りましょう。

高温多湿に注意する

熱による変形・変色、湿気によるカビの発生・めくれを防ぐため、高温多湿に注意しましょう。

通気に注意する

家具を壁にピッタリつけてしまうと、クロスが変色したり、結露・カビが発生しやすくなります。家具と壁の間にスキマを作るようにしましょう。

塗り壁

塗り壁は水・土・植物などの天然素材を原料とした壁材です。

日本の気候に適応している仕上げ材として、昔から使われています。

塗り壁の特徴

塗り壁のメリット、デメリットについてご説明いたします。

塗り壁のメリット

  • 調湿作用

塗り壁の表面には目ではわからない小さな穴が開いています。
その穴で湿気を吸収し、乾燥しているときには溜めていた湿気を放出することにより、部屋の湿度を調節してくれます。
湿気が高くなると発生するカビやダニなどのアレルギー源を抑制するので、室内環境を整えることができます。

  • 有害物質を防ぐ

塗り壁の表面の小さな穴で化学物質も吸収してくれるので、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどを吸収し空気を浄化してくれます。

  • 消臭効果

塗り壁の小さな穴がペットやタバコのニオイも吸着してくれます。

  • 様々な風合いを作れる

クロスと違い、継ぎ目がなく刷毛やローラーで様々な風合いを作ることができます。

塗り壁のデメリット

  • イメージ通りになりにくい

自然の素材を使用しているので、色合いや模様などがイメージと異なることもあります。

また光の当たり方でも見え方が大きく異なってきますので、事前に大き目のサンプルで確認し、打合せをすることが重要です。

  • 施工が難しい

どれだけ丁寧に施工をしても、クラックやヒビが入ってしまうこともあります。

施工しやすい商品も開発されていますが、自然の素材を使用しているため、均一な仕上がりを求めることは難しいです。

塗り壁の種類

塗り壁には素材によって様々な種類がございます。

  • 土壁(聚楽壁など)

    お茶室などに見られる土を使用して塗られる壁です。

  • 珪藻土

    自然素材の塗り壁として人気。植物プランクトンの死骸が堆積してできた僧から採取される素材です。
    たくさんの小さな穴が開いていますので、調湿・保温・断熱に優れています。

  • 漆喰壁

    消石灰に砂・糊を混ぜて土壁に塗る壁です。お城や蔵などに使われています。
    耐久性・調湿・断熱・防火に優れています。
    表面は滑らかな仕上げとなります。

  • プラスター

    石灰石を主成分としています。
    ヨーロッパのお城や寺院の壁に多く用いられ、西洋漆喰と呼ばれることもあります。
    輝きのある白色が特徴です。

その他

やわらかく暖かな雰囲気の板壁は、こだわり派のリノベーションにおすすめの壁材です。

板のメリット

  • 暖かな雰囲気を演出

壁の一面に天然の板を貼ると部屋の雰囲気がかわり、やわらかく暖かな雰囲気になります。

  • デザイン性が高い

天然板はデザイン性も高いため、おしゃれな空間を演出することができます。

  • 風合いを楽しめる

経年変化で変化する木の風合いを楽しむことができます。

  • 結露しにくい

木は調湿機能があるので結露しにくく、季節を問わず快適な空間となります。

板のデメリット

  • 伸び縮みする

木は呼吸するので、伸びたり縮んだりしてしまうことがあります。

  • 重たい雰囲気になる

貼る面積が広くなると重苦しい雰囲気になってしまうことがあります。

  • 水まわりに向かない

カビなどが発生しやすいため、水回りには向きません。

タイル

トイレや浴室、キッチンに使われるタイルについてご説明します。

タイルのメリット

  • デザインを楽しめる

様々な色柄のタイルがありますので、デザインを楽しむことができます。

  • 耐水性・耐久性・防火性

一般的にタイルは陶磁器製のため耐水性に優れ、水まわりの使用に適しています。
耐久性・防火性にも優れています。

タイルのデメリット

  • お手入れが大変

タイルにはどうしても目地がありますので、キレイに保とうとすると手入れを入念にする必要があります。

  • 費用が高い

タイルは施工費や材料費がかかってくるため、費用が高くなります。

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