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リノベーションでマンションの資産価値は上がらない!大切なのは住みやすさ

 

 

「リノベーションをしたらマンションなどの物件の資産価値は上がる?」

費用をかけて物件のリノベーションを行ったら、その物件の資産価値も上がってほしいと考えるのは当然のことと思います。

しかし、いろいろな人の話を聞いたり、情報を調べたりしても、資産価値が上がったという内容もあれば、下がったという内容があるのも事実です。

 

そこで今回は、マンションのリノベーションを行った場合の資産価値について書かせていただきます。

 

リノベーションしても資産価値が上がるわけではない

 

リノベーションを行ったら物件の資産価値が上がった、逆に下がったという両方の話があるのはなぜでしょうか?

それは、リノベーションをすることが資産価値に直接影響することが少ないということが理由の1つです。

 

リノベーションを行う理由は、マンションであれば、キッチンなどを使いやすくするためだったり、見た目をオシャレにしたいなど、よりその部屋に住みやすくするためということが多いため、物件の資産価値に直結するものではありません。

 

でも、リノベーションして住みやすくなったら物件として価値が上がるのでは?

確かに、住みやすい部屋の方が高く買いたいと思う人が多くなると思いますし、リノベーションを行った場合、部屋などがきれいに見えますので、内覧に訪れた人などが実際に見て、高く売れる可能性はあります。

しかし、一人暮らしを考えている人と家族で住むことを考えている人とでは、同じマンションの部屋を見ても感じることが違うように、住みやすい部屋というのは人それぞれで、一概には言えないことがほとんどです。

そのため、リノベーションを行ったからといって、資産価値が上がるとは限らず、場合によっては間仕切りなどが何もないスケルトンの状態の方が高くなることもあり得ます。

 

資産価値はリノベーションよりも物件の条件が大きく影響する

仮に中古マンションを購入し、リノベーションを1,000万円で行って、その売値がマンションの購入金額より500万円上がった場合、その差額を単純計算すると500万円のマイナスです。

しかし、リノベーション後のマンションの価値は、リノベーションに掛けた金額ではなく、次に住む人が住みやすいかどうかで決まります。

多くのマンションのリノベーションでは、そのマンションを購入した人自身が住みやすいと思う間取りやデザインになるようにリノベーションを行っていますので、その点では資産価値が上がらない場合も多いです。

 

マンションの資産価値がどうすれば上がるのか?

マンションの資産価値は、部屋のきれいさや住みやすさではなく、立地の良さなどの初期条件が大きく影響します

駅から遠く離れていて、車やバスでの移動が必要になるような物件は資産価値が上がりにくく、駅の近くや今後開発が見込まれている場所の近くが好立地として、資産価値が上がりやすくなっています。

 

もし、全く同じ条件のマンションが2棟あり、その1棟が駅から徒歩5分程度の好立地にあって、もう1棟が駅まで車で30分程度かかるような場所にあった場合、全く同じリノベーションをしたとしても、やはり好立地のマンションの方が標準以上の評価がありますので、リノベーションの価値も上がりやすいと思われます。

 

また、物件を訪問される人の目的によっても、そのマンションを見る視点が違います。

購入後にリノベーションを考えられている人の場合は、リノベーションされている部屋よりもワンルームで、ある程度自由に変えられる方が好まれますし、すぐに住むことを考えられている人には実際に住んだときの使い方に合った部屋の方が間違いなく好まれます。

 

また、リノベーションだけでなく、どんなにきれいな部屋にしていても、マンションのエントランスやエレベーター、駐輪場などの共用部分の管理ができていないと、部屋を気に入ったとしても買ってもらえないこともありますので注意が必要です。

 

ちなみに、マンションのリノベーションを行っても、税金、固定資産税が税率は変わりませんが、リノベーションしている部屋は、気に入っていただければ高く売れやすくなるのも事実としてあります。

 

住む人のターゲットを絞ってリノベーションをすると部屋の金額は上がる

中古マンションを購入してリノベーションを考えられている人の中には、投資を目的とされている人もいらっしゃると思います。

新しい部屋を探している人は、現在の生活よりもワンランク上の生活を求めている人も多いので、リノベーションで他の部屋との違いがあれば興味を持ってもらいやすいかもしれません。

ただ、万人受けするようなリノベーションではなく、ターゲットを絞り、そのターゲットに合った部屋にすることが大切です。

周辺の地域の情報や、実際に住んでいる人の家族構成などを確認し、どんな人が住むか考えて以下のような工夫することをオススメします。

 

  • キッチンは壁で仕切らず、半オープンなスタイルにする
  • 簡易な間仕切りを入れればちょっとした書斎にできる間取りにする

 

近年では、完全な仕切られたマンションではなく、LDKやワンルームタイプで違う使い方を提案できる部屋であれば、要望があるかもしれませんが、それでも必ず資産価値が上がるという訳ではありません。

しかし、広いスペースを確保している部屋の方が高く買ってもらえるなど、傾向を調べておくといいかもしれません。

賃貸マンションなどを友達同士でシェアハウスのように利用される人の場合は、部屋が複数あるような間取りにリノベーションをしておいた方がいいと思います。

 

まとめ

マンションを購入する目的や住み方は人それぞれですので、リノベーションのするだけで資産価値を上げることは難しいことです。

マンションの立地条件や共有部分などは購入前にしっかりと確認しておいた方がいいですが、結局のところ、買う人次第で価値は変わりますので、資産価値を上げるためではなく、まずは自分たちが住みやすいようにリノベーションすることが大切です。

 

 

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